川口大三郎さんリンチ死事件から52年です
未分類「ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ」を9月30日に見ました。
あさま山荘事件や沖縄が日本に返還されたのと同じ1972年。
早稲田大学の構内で革マル派によるリンチ死事件が発生しました。
様子を見に行った先生たちを追い払い、警察に連絡されることもなく。
当時問題となっていた過激派同士の争いである「内ゲバ」の一つですが、川口大三郎さんの事件は他とは違います。
最初から殺害するつもりはなかったようですが、「お前は中核派だろう」と濡れ衣を着せられた挙句暴行を加えられ、亡くなってしまったのです。
しかも1回中核派の集まりに顔を出しただけで、その後は中核派とは何の関わりもなかったといいます。
そして信じられないことにその後しばらくの間、革マル派が依然として早稲田大学の構内で幅をきかせていたのです。
本当に荒唐無稽でふざけた話ですね。
自分たちの正義を貫くためには邪魔者は一切許さない。
暴力に訴えてでも断固阻止する。
大きくとらえれば戦争も同じですね。